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百貨店お歳暮商戦ピーク 「自宅用」に「県産品」人気 神奈川

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百貨店お歳暮商戦ピーク 「自宅用」に「県産品」人気 神奈川

 横浜市内の百貨店各店舗では、お歳暮商戦がピークを迎えている。8階に展示点数約2千点をそろえ、国内最大級といわれるギフトセンターを設ける横浜高島屋(同市西区)では、開店直後から利用者が殺到。そごう横浜店(同市西区)や京急百貨店(同市港南区)などでも客の出足は順調という。

 横浜高島屋では先月29日、歳暮商戦を一層盛り上げようと、サンタクロース姿に扮(ふん)した女性社員2人がギフトセンター来場者を出迎え、先着100人に、エクレア専門店「レクレール・ドゥ・ジェニ」の焼き菓子をプレゼント。10分ほどで配布を終えた。

 同店広報によると、「2、3年前から、お歳暮はいわゆる儀礼的なものから、よりパーソナルなギフトに移行している。親しい方や友人、離れて暮らす家族へのクリスマスプレゼントとして、ギフトセンターに並ぶ品から選んで贈る方が増えている。金額は3千~5千円のものが出ている」という。今年は、好みの多様化に合わせた「1人用鍋」など、小分けのセットが売れ筋だ。

 一方、そごう横浜店でも、「ギフトセンターが『慣例の贈答品を選んで配送する場所』から『贈りもののついでに、自分や自分の家族で楽しむものを選ぶ場所』に変わってきている」(広報担当者)と話す。

 実際、同店の自宅用贈答品カタログの伸び率をみると、平成27年の歳暮では前年同期比15・7%増、今年の中元で同4・4%増と増加傾向にあるという。また「江戸清の中華まん詰合せ」や「横浜ビール 道志の湧水仕込・横浜ラガー6本セット」「神奈川地酒10本セット」といった、こだわりのある「横浜・神奈川商品」が人気を集めており、これも「自宅用の需要の高まりが影響しているのでは」(同)と分析する。

 京急百貨店では、7階催事場に「お歳暮ギフトセンター」を開設したが、健康志向を反映してか、「麹を使ったプリンなど『からだにやさしいギフト』の売り上げが好調。今週末が勝負になる」(広報担当者)と意気込んでいる。