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母親絞殺男に懲役8年6月 地裁「粗暴で卑劣な犯行」

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母親絞殺男に懲役8年6月 地裁「粗暴で卑劣な犯行」

 昨年3月に坂戸市柳町の自宅で母親=当時(75)=の首を絞めて殺害したとして、殺人の罪に問われた長男の無職、宮沢正志被告(52)の裁判員裁判判決公判が30日、さいたま地裁であり、松原里美裁判長は懲役8年6月(求刑同15年)を言い渡した。

 松原裁判長は、宮沢被告が無抵抗の母親の首を背後から跡が残るほど強く絞めたことを「粗暴で卑劣な犯行」と指摘。一方で、母親に肘でつつかれたと感じて首を絞めるのを止めたことなどから「強い殺意があったとまでは認められない」と判断、量刑を考慮した。

 最後に松原裁判長は「どんな日も母の愛を忘れずに一歩一歩生き抜いてください」と裁判員らからのメッセージを送った。