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京丹後に「新シルク産業創造館」オープン 織物関係者ら100人祝う

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京丹後に「新シルク産業創造館」オープン 織物関係者ら100人祝う

 新たなシルク産業の振興拠点となる「京丹後市新シルク産業創造館」のオープニング式典が30日、同市弥栄町の旧同市立溝谷小学校で開かれた。織物業界の関係者ら約100人が参加し、オープンを祝った。

 新シルク産業創造館は旧溝谷小の校舎を改築。鉄筋コンクリート造り2階建てで、延べ床面積1890平方メートル。研究棟のほか、カイコを飼う飼育棟がある。

 主に京都工芸繊維大学の研究者が養蚕の研究を行い、カイコを飼育して織物業者などに繭のサンプルを提供。チャレンジ精神のある事業者の製品開発を支援し、市外からの参入希望業者も含めて、シルク産業の集積を図るという。

 この日は同大の森肇副学長が「新シルク産業創造館が創出する新素材」のテーマで講演を行ったほか、参加者が館内を見学した。

 同市では前市長時代、地場産業振興のため、地元で繭から製品までを作る事業を計画していたが、4月の市長選で当選した三崎政直市長が「事業化は民間に委ねて基礎研究に注力する」と方針を転換。計画時よりもトーンダウンしてのスタートになった。