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つくば・小田城跡に最大級障子堀 本丸から離れ…落とし穴?

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つくば・小田城跡に最大級障子堀 本丸から離れ…落とし穴?

 つくば市教育委員会は30日、発掘調査を進めている国指定史跡「小田城跡」(つくば市小田)の西側で、長さ約30メートルに及ぶ小田城跡最大級の「障子堀跡」を発見したと発表した。3日に一般向けの現地説明会を実施する。

 小田城は、鎌倉から戦国時代に常陸国南部を支配した小田氏の居城。平成9年度から調査を実施し、28年度は本丸西側の曲輪(くるわ)(堀や土塁に囲まれた区画)の西側約150平方メートルの発掘調査を行った。

 調査では、格子状に区切られた障子堀跡を確認。深さは浅い部分で約1メートル、深い部分では約3メートルと高低差があり、落とし穴としての要素が強いという。

 小田城跡では各所で障子堀跡が見付かっているが今回発見した場所は本丸から離れており、市教委では「戦国時代の小田城が緊迫した状況にあり、防御のための仕掛けを本丸から遠くにも作った」と分析している。

 現地説明会は午前10時半と午後1時半の2回。雨天の場合は10日に順延。問い合わせは、市教委文化財課(電)029・883・1111。