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浅草の渋滞緩和や通行の安全確保へ観光バス分散実証実験

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浅草の渋滞緩和や通行の安全確保へ観光バス分散実証実験

 ■きょうから乗車場と降車場分離

 観光バスが集中する観光地の浅草地域で台東区、都などが12月1日から乗車場と降車場を分離する実証実験を始める。一極集中しているバスの分散を図り、乗降をスムーズにすることで、周辺の渋滞緩和や通行の安全確保をめざす。

 台東区によると、浅草には1日平均約200台の観光バスが訪れる。このうち、約7割が浅草寺東側の東参道・二天門通りの乗降場に集中しているという。

 区が指定した乗降場だが、外国人観光客の急増で観光バスが増加。二天門への集中が目立つようになり、5台ほどが連なり、渋滞する光景も珍しくない。乗降客が道路にあふれだし、近くの小学校の通学路になっているため、安全確保のため乗降場所を分離することになった。

 実験では降車場は国際通り、言問通り、雷門通りの3カ所。乗車場は二天門、東武浅草駅前の2カ所に限定する。区では、バス協会やバス会社などを通じて周知を図っており、実験期間中は区や都の職員、警備員等による誘導や啓発活動を実施する。

 区は「乗車、降車の場所を分けないとさばけなくなっている。実験では混雑がどの程度まで解消できるかを検証し、乗車と降車の場所が分かれることで、どこに看板などを設置すれば、観光客が戸惑うことなく移動できるかなどを調べたい。事業者などから意見も聞いていく」としている。

 実験は平成29年1月末までの予定だが切れ目なく本格運用へつなげる方針だ。

 一方、区は浅草地域に入る観光バス用駐車場の予約システムを導入、29年2月から運用する。11月30日に2月分の予約受け付けを始めた。

 区では、「観光バス駐車場の空き状況が把握しやすくなる。安定した旅行行程が組めるようになり、駐車、乗車がスムーズになる」と期待している。