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国登録有形文化財に茨城県内3件 坂東「旧大塚酒造」2棟 大子の「旧大子銀本店」

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国登録有形文化財に茨城県内3件 坂東「旧大塚酒造」2棟 大子の「旧大子銀本店」

 国の文化審議会は、坂東市岩井の「旧大塚酒造」店舗兼主屋と本蔵、大子町大子の「旧大子銀行本店」の3棟について、登録有形文化財(建造物)にするよう文部科学相に答申した。答申通り告示される見通しで、県内の国登録有形文化財は282件になる。

 旧大塚酒造の店舗兼主屋は明治中期の建築で、瓦ぶきの2階建て。座敷の背面に廊下を巡らすなど、近代的な様相を示している。本蔵は明治28年の建築で、約790平方メートルに及ぶ大規模な醸造蔵。大塚酒造は平成22年に廃業したが、坂東市が2棟を買い取り、今月23日に市の観光交流センター「秀緑(しゅうろく)」として開業した。

 旧大子銀行本店は大正6年の建築。円柱や三角形の飾りがある正面出入り口が特徴的で、ドーム屋根の塔屋にはルネサンス風の古典的な趣向が凝らされている。地域のランドマーク的存在で、現在は貸しギャラリーとして活用されている。