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大和西大寺駅に歩行者専用通路 奈良市、整備概要発表

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大和西大寺駅に歩行者専用通路 奈良市、整備概要発表

 奈良市は近鉄大和西大寺駅(同市)について、新たに駅の南北を高架でつなぐ歩行者専用通路を設置するなどの駅周辺整備事業の概要を発表した。平成32年度末の完成を目指す。

 同駅は近鉄奈良線、京都線、橿原線が乗り入れるターミナル駅で、1日の乗降人数は約4万6千人に上る。だが、現在同駅では、歩行者が駅の南側と北側を行き来するには、駅西側の地下通路か踏切を利用するしかなく、利用者から不便さを指摘する声があがっていた。

 市によると、新設される歩行者専用通路は長さ75・5メートル。自転車の通行も可能で、エレベーターとエスカレーターを1基ずつ設置する。

 また、通路新設に併せて、駅の北側広場を現在の約1900平方メートルから約4千平方メートルに拡幅。駅南側には約5700平方メートルの駅前広場を新設し、南北双方の広場をロータリー化して、バスや車の乗降場を設置する。

 市は今月1日、駅周辺整備のための仮協定を近鉄と締結。12月定例市議会の議決を経れば、29年度から工事が始められるという。

 仲川げん市長は、「大和西大寺駅は大阪、京都へ行くための結節点でもあり、奈良市だけでなく県全体のターミナル。人の行き来が自由になれば便利になる」と話した。