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「ラッセル翼」交換不要 JR米子支社、新型除雪車を公開 鳥取

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「ラッセル翼」交換不要 JR米子支社、新型除雪車を公開 鳥取

 JR西日本米子支社に配備された新型除雪車「キヤ143形」が29日、鳥取県米子市の米子駅構内にある後藤総合車両所・運用検修センターで報道向けに公開された。同支社管内に、除雪車の新造車両が登場するのはJR発足以来初めて。

 同支社管内に現在4両配備されている除雪車「DE15」が製造から約40年が過ぎ、やがて更新時期を迎えることから、JRが新型車としてキヤ143形を開発。平成26年、金沢支社に2両を配備したのに続き、今年度は米子支社に3両を配備する。このうち、1両目が今月上旬、米子へ到着。整備や乗務員らの訓練などを経て、この日、公開された。

 雪をかく「ラッセル翼」は、単線用と複線用の形状の切り替えを運転席から操作でき、従来のように取り換える必要がない。側面や後方に向けてカメラを取り付け、除雪状況が運転席からモニター画面で確認できる。重量は56トンと、DE15(120トン)に比べて大幅に軽量化した。

 同支社によると、昨冬は管内で除雪車が26回出動。最も多かったのは木次線の14回だった。新型車両1両は伯備線に投入予定で、残りの2両は来年2~3月に到着する見込み。