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島おこしアプリ開発作戦 尾道市が全国3カ所の総務省モデル地域に 広島

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島おこしアプリ開発作戦 尾道市が全国3カ所の総務省モデル地域に 広島

 全国各地域が発信する観光情報を使いやすくしようという国の事業のうち、地域おこしにつながるスマートフォンアプリの開発について、尾道市が全国3カ所のモデル地域の一つに選ばれた。尾道での開発テーマは、市内の島々を盛り上げる“しまおこし”。公募で選ばれたシステムエンジニアやデザイナーらが12月に市内で1泊2日の“合宿”をしてアイデアを練り、新しいアプリを完成させる。

 開発するスマホアプリの活用により、観光面の弱点を補うことや逆に長所を伸ばすことなどを想定。土地勘のない観光客でもフェリーやバスなどがスムーズに利用できる時刻表つきマップや、地元民お薦めのグルメ、絶景スポット、サイクリングルートなどの検索機能、さらにそれらの多言語対応機能といった内容が考えられる。

 “合宿”は、「尾道しまおこしハッカソン」と題して12月17、18の両日、土堂の「ONOMICHI SHARE」で実施。このモデル事業を総務省から委託された三井住友フィナンシャルグループのシンクタンク「日本総合研究所」が、アプリのアイデアや開発技術を持つエンジニアらを対象に、定員30人で参加者を募集している。参加無料で採用されたアプリの開発者には賞品が贈られる。

 アプリ開発の参考にするための住民や観光客らを対象にしたヒアリングでは、名所があるのに知名度がない向島▽「水軍城」と「はっさく大福」以外にも目を向けてほしい因島▽不案内だとフェリーや路線バスがわかりにくい生口島-などの課題が示されている。