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政活費問題で高崎市議長も辞任 群馬

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政活費問題で高崎市議長も辞任 群馬

 政務活動費(政活費)問題で揺れる高崎市議会で29日、副議長に続き後閑太一議長(63)も議長ポストを辞任することを明らかにした。自身の政活費の不適切な処理と政活費を返還する市議が相次いでいることを受けてのもので、後閑議長は「議会のトップとして責任を感じている」としている。

 後閑議長は平成24年度、26年度の市政報告会で会場費などを政活費から支出。透明性を高めるため修正し、約52万円を返還した。

 副議長を務めていた24年7月には、民間団体との意見交換会の会費5千円を議長交際費から支出。同時に個人の政活費からも支出していた。この点について後閑議長は「4年も前のことで鮮明には覚えていないが、(団体からの)領収書に副議長と書いてなかったので議会事務局に領収書を出し忘れ、政活費で処理してしまった」と説明している。

 所属する市議会最大会派の新風会(21人、田中治男会長)は、全員が改めて政活費支出について不適切かどうかのチェックをするが、後閑議長は「年内をメドに仲間と一緒に修正、返還をしていく」と話した。また同会では今年度分以降の政活費の使い道は、会派の活動に限ることを決めている。同市議会は30日開会の定例会で後任の正副議長を選出するが、田中会長は「会派として候補者をまとめることはせず、自主投票とする」としている。