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山梨県議会海外視察訴訟 原告側「極めて不十分」 県も控訴検討 知事「認められず残念」

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山梨県議会海外視察訴訟 原告側「極めて不十分」 県も控訴検討 知事「認められず残念」

地裁判決を受け、会見する山本大志代表(左)ら原告団=29日、甲府市中央 地裁判決を受け、会見する山本大志代表(左)ら原告団=29日、甲府市中央

 原告団は甲府市中央の県弁護士会館で会見を開き、山本大志代表(60)が判決を「フランスへの旅行以外はすべて、訴えを棄却する極めて不十分なもの」などと批判。近く東京高裁に控訴する考えを明らかにした。

 一方、判決で当時の議員らに一部費用の返金を求めるよう命じられた県側は、「控訴も含めて検討する」(総合政策部)としている。後藤斎知事は「海外調査研究が政務調査費の使途基準に適合するとした主張の一部が認められなかったのは残念だ」とコメントを発表した。

 また、フランス視察に参加した県議11人のうち、現職の臼井成夫氏と山田一功氏は取材に対し、「判決を見ていないのでコメントできない」と述べるにとどまった。

 臼井氏は政務活動費(当時は政務調査費)の不適切な使用などに社会的な批判が高まっている問題について、「厳粛に受け止めるべきだ」と話した。山田氏は「正当な議会活動が萎縮するようなことにならないか」と懸念も示した。