産経ニュース

山梨・甲州の男性遺棄 祖父母の死後は1人暮らし 近所の人「働き盛りで、これからというときに…」

地方 地方

記事詳細

更新


山梨・甲州の男性遺棄 祖父母の死後は1人暮らし 近所の人「働き盛りで、これからというときに…」

遺体で見つかった斉藤弥生さんの自宅。長野県警が自宅周辺を捜査した=29日、甲州市大和町初鹿野 遺体で見つかった斉藤弥生さんの自宅。長野県警が自宅周辺を捜査した=29日、甲州市大和町初鹿野

 長野県南牧村の畑で27日、山梨県甲州市大和町初鹿野の会社員、斉藤弥生さん(36)が遺体で見つかった死体遺棄事件で、長野県警は29日、斉藤さんの自宅周辺で山梨県警の協力を得て、聞き込みなどの捜査を続けた。

 斉藤さん宅の周囲には規制線が張られ、近くの女性(75)が「熊や猿の被害ぐらい。こんな事件が起きるなんて、本当に信じられない」と話すなど緊張感に包まれた。

 山あいに建つ斉藤さんの自宅は、カーテンや雨戸が閉められたまま。近所の住民らは、斉藤さんについて「ほとんど近所づきあいがなく、顔見知りも少ない」と口をそろえる。祖父母が亡くなった後は1人暮らしだったという。

 近くの女性(80)は「色白で体格のいい人という印象だが、話したこともなく、よく知らない。車をよく乗り替えていた。朝は10時くらいの遅めの出勤で、帰宅もだいたい遅かった」と話す。「地区に何十年も住んでいて、これほど近所づきあいのない人は珍しい」と話す男性も。

 一方、斉藤さんによく声をかけていたという中年女性は、「おとなしく素直で優しい子だった」と振り返った。「あいさつもしっかりできる。白い車が止まっているのを見るたび、いつも仕事を頑張っているんだなと思っていた。まさかこんなことになるなんて」と声を詰まらせた。

続きを読む