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鮮やかマンホール、自治体も注目? 「ご当地デザイン」グッズ販売続々 神奈川

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鮮やかマンホール、自治体も注目? 「ご当地デザイン」グッズ販売続々 神奈川

 マンホールの表面に施されたデザインをもとに作ったキーホルダーや携帯ストラップなどが相次いで発売されている。今月から販売開始となった平塚市の下水道のマンホールをデザインしたストラップに加え、県内では横浜市と茅ケ崎市のマンホールに関してもすでに関連グッズが販売されている。「下水道事業の理解につながる」(平塚市)としており、自治体のイメージアップにも一役買いそうだ。

 平塚市のマンホールには、ヨットが浮かぶ湘南の海の風景と夏の風物詩「湘南ひらつか七夕まつり」の様子が描かれている。

 この明るいデザインに着目した茅ケ崎市のサーフショップでグッズ販売も手がける「サザンビーチサーフハウス」が9月、平塚市にマンホールのデザイン使用に関する申請書を提出。キーホルダーを完成させ、11月から販売を始めた。

 ■平塚のコンビニで

 キーホルダーの表面にはマンホールがデザインされ、裏面には「I●平塚」のメッセージがあしらわれている。

 平塚市内のセブンイレブン3店舗とファミリーマート1店舗の計4店舗で取り扱っており、価格は490円(税込み)。市によると、別の会社1社からもマンホールのデザイン使用に関する申請があり、グッズ販売を予定しているという。

 県内では、茅ケ崎市と横浜市のマンホールをデザインしたグッズがすでに販売されている。

 茅ケ崎市は平成24年に市の“シンボル”でもある「えぼし岩」と太陽がデザインされたマンホールを採用。キーホルダーのほか、コースターやポストカード、携帯ストラップとして販売されており、「市のイメージアップにもつなげたい」(市下水道河川総務課)と狙いを語る。

 ■愛着醸成に期待

 また、横浜市では帆船日本丸をデザインしたマンホールを24年に製作し、同年から同じデザインのコースターが販売。横浜DeNAベイスターズのロゴマークをデザインしたマンホールをかたどったストラップやマウスパッドも27年から販売されている。

 マンホールのデザインをめぐっては、手のひらサイズの「マンホールカード」を各自治体が発行し、マニアの間で取引されるなど、そのデザイン性に改めて注目が集まっている。

 平塚市では「マンホールデザインを通じて、市への愛着醸成につながれば」と期待を寄せている。

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 ■マンホールデザイン 昭和60年ごろ、当時の建設省公共下水道課が下水道事業のイメージアップのために、各市町村がオリジナルデザインにすることを提唱。61年に「下水道マンホール蓋デザイン20選」が、平成5年には「グラウンドマンホールデザイン250選」が選出されたことで全国の自治体が競い合ってデザイン化を進めるようになった。

●=ハートマーク