産経ニュース

越谷市贈収賄 元課長に猶予付き判決 地裁「積極的犯行も反省」 埼玉

地方 地方

記事詳細

更新


越谷市贈収賄 元課長に猶予付き判決 地裁「積極的犯行も反省」 埼玉

 生活保護相談者の土地処分に絡む越谷市の贈収賄事件で、収賄と詐欺の罪に問われた同市の元社会福祉課長で無職、鈴木健翁被告(61)の判決公判が28日、さいたま地裁であり、栗原正史裁判長は懲役2年6月、執行猶予4年、追徴金10万円(求刑懲役3年、追徴金10万円)を言い渡した。

 公判では生活保護相談者の男性が所有する家屋の解体費用などを水増しした詐欺事件での利得額が争点になった。

 栗原裁判長は鈴木被告の預金口座の出入金履歴などから、男性から受け取った約173万円と正規の工事代金115万円の差額約58万円が利得と認定。

 賄賂となる紹介料を暗に要求したことから、「積極的犯行」と指弾し、「公務の信頼という面で社会に及ぼした影響も軽視できない」と指摘した。一方で、反省の弁を述べていることなどから量刑を考慮した。