産経ニュース

広島広域圏15市町71店舗が「食」の観光キャンペーン

地方 地方

記事詳細

更新


広島広域圏15市町71店舗が「食」の観光キャンペーン

 「広島広域都市圏」に加盟する広島、山口両県内の15市町の飲食店71店舗が、旬のカキをはじめ地元の海産物を使った自慢料理を提供する「食」の観光キャンペーンが、12月からスタートする。期間は来年2月末まで。広島市などは参加店舗の冬季限定メニューや観光客向けの周遊コースなどを紹介したPRパンフレット1万部を県内だけでなく首都圏や大阪で配布し、冬の観光客誘致につなげる。

 キャンペーンは広島市などでつくる実行委が企画。同都市圏を構成する両県内の24市町の飲食店に協力を呼びかけ、同市をはじめ呉、東広島、江田島、大崎上島といった県内11市町と、柳井、周防大島など山口県内の4市町の計71店舗が参加することになった。

 キャンペーンのメインは、店舗ごとに新たに作ってもらった「冬季限定メニュー」。500~3千円の間で、5段階の価格が設定されている。

 このうち「500円」の限定メニューには、カキやアナゴ、アサリ、小イワシを貝汁の炊き込みご飯で包んだ料理のほか、蒸しガキ5、6個をレモンとバジルのソース、わさびじょうゆドレッシングなどで食べる料理などがあり、歩きながらお手軽に食べられるのが特徴。

 続く「700円」は、うどんや焼きそば、ラーメンといった麺メニュー。オニオコゼと野菜のうまみが詰まったスープとスライスしたレモンをのせたラーメンのほか、カキ入り塩焼きそばなどがある。

 このほか、アナゴをたっぷり使った穴子丼定食などの「1200円ランチ」、料理と地酒を組み合わせた「1500円地酒晩酌セット」、ぜいたくなカキ海鮮などを存分に味わえる「3千円ディナーセット」も登場する。

 一方、冬の食ととともに地域の魅力を満喫する周遊コースは10コースを設定。平和記念公園(広島市中区)を訪れた後、カキ海鮮料理店をハシゴする▽東広島市安芸津町と竹原市を結び、カキや杜氏(とうじ)鍋と酒めぐりを楽しむ▽呉市と江田島市、坂町を結んでのフィンガーフード(手でつまんで食べる料理)食べ歩き▽JR大竹駅周辺と阿多田島(大竹市)を結び、釣りもセットにして魚三昧(ざんまい)を楽しむ-など地域ごとに開拓した。

 広島市は今後、参加する飲食店や協力地域の拡大も図っていく方針で、松山市などの近隣都市にも連携を呼びかける。