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三好不動産「賃貸と介護組み合わせ」サービス付き高齢者住宅を合志市に開所 熊本

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三好不動産「賃貸と介護組み合わせ」サービス付き高齢者住宅を合志市に開所 熊本

三好不動産が熊本県合志市に開設したサービス付き高齢者住宅「スリースマイル秋桜」 三好不動産が熊本県合志市に開設したサービス付き高齢者住宅「スリースマイル秋桜」

 福岡都市圏の不動産賃貸業大手、三好不動産(福岡市中央区)が28日、熊本県合志市で、サービス付き高齢者住宅(サ高住)「スリースマイル秋(こす)桜(もす)」を建設し、開所式を開いた。三好修社長は「賃貸も、介護と組み合わせる時代が到来する」と意義を強調した。(南九州支局 谷田智恒)

 完成した施設は、木造平屋建て約1400平方メートル。バリアフリー対応で、居室はワンルームや2LDKなど7タイプ計22部屋を用意した。食堂やデイサービススペースも併設した。デイサービススペースは週末、フリースペースとして地域に開放するという。

 常駐の相談員が、安否確認や、さまざまな生活支援サービスを担う。高齢者の単身世帯や夫婦世帯で安心して入居できる。

 東側隣接地には、広さ約2600平方メートルの農園も確保した。入居者の家庭菜園として利用するほか、同施設の食堂で調理する野菜も栽培するという。

 入居定員は約30人。賃料は月額5万~10万5千円と設定した。

 合志市の総合事業として、委託認定を受けた。建物は三好不動産が所有し、関連会社のサンコーライフサポートが運営する。株式会社として、全国的にも珍しい事例になるという。

 サンコーライフサポートは平成14年に熊本支店を開設し、住宅型有料老人ホームなど高齢者介護事業に参入した。合志市では、地域の高齢者世帯を対象に、弁当宅配事業などを展開する。

 この日は開所式に続き、施設の内覧会もあった。三好氏は「合志市での地域密着型介護事業が広がり、全国に先駆ける施設ができた。今後、不動産賃貸も介護と無関係で済まない時代が来る。ビジネスとして確立させたい」と述べた。