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和柄取り入れ爽やかに JR四国、新観光列車の制服や料理発表 香川

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和柄取り入れ爽やかに JR四国、新観光列車の制服や料理発表 香川

 JR四国は28日、来年4月から多度津(香川県多度津町)-大歩危(徳島県三好市)間で運行する新たな観光列車「四国まんなか千年ものがたり」のアテンダントの制服や料理などを発表した。半井真司社長は「香川と徳島の観光地を結ぶ列車として、また景観や料理、おもてなしなど、観光列車ならではの楽しみにご期待いただいている。その期待を超えるような列車にしたい」と話した。

 制服は胸元に列車のシンボルマークである大樹をあしらい、車両コンセプトの「和のたたずまい」に合わせて、スカーフやジャケットの袖口などにさりげなく和柄を取り入れた。

 夏服(4~9月)はグレーを基調に水色の矢絣と桜柄のスカーフで爽やかさを演出。冬服(10~3月)は黒を基調にイエローカーキのパイピングがアクセントとなっている。食事を提供する際のエプロンも制作した。

 食事は上下線ともに出発駅近くの名店が腕を振るった四季折々の料理が楽しめる。下り線は香川県琴平町の洋食店「神椿」が作る「さぬきこだわり食材の洋風料理」。讃岐牛や金時ニンジンなど地元の食材をふんだんに使った前菜4種に加え、スープやメインディッシュは温かい状態で提供される。

 上り線は徳島県東みよし町の日本料理店「味匠藤本」が手がける。行楽の時に使われていたという三段重ねの重箱「遊山(ゆさん)箱」に煮物、焼き物、手まりすしなどが詰められ、味だけでなく目でも楽しめるよう工夫した。そのほか、酒器には香川漆器、コーヒーカップには徳島の大谷焼を使う予定。食事は事前予約制で下りが5500円、上りが4500円(いずれも税込み)。

 新観光列車は土日祝日を中心に、1日1往復運行する。3両編成の全57席で、グリーン席。料金は多度津-大歩危間3740円、善通寺・琴平-大歩危間が3550円。