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政活費でPR漫画制作 自民静岡市議団に住民監査請求

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政活費でPR漫画制作 自民静岡市議団に住民監査請求

 自民党静岡市議団が政務活動費で地元の偉人をPRする漫画を制作したのは政務活動費の目的外支出に当たるとして、同市葵区に住む男性(69)らが28日、自民党市議団に費用を返還させる措置を取るよう市長に求める住民監査請求を行った。

 男性らの代理人弁護士によると、自民党市議団は平成25~28年に政務活動費約1257万円を使って、中国から茶を伝えたとされる鎌倉時代の僧侶・聖一国師の漫画約3万冊を制作し、後援者らに無償で配布していた。

 政務活動費は議員が自治体の仕事を調査研究するための費用。代理人弁護士は「PR漫画は市政の調査とは無縁なもの」として費用を返還するよう主張している。

 一方、自民党市議団の鈴木和彦会長は28日、産経新聞の取材に、「聖一国師が開山した承天寺がある、福岡市との交流のための道具としてPR漫画を制作した。政務活動費の中の議員団活動費として使ったもので、目的外支出とは思っていない」と述べた。