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「美肌県ランキング」で3回目の下位 まず保湿や日焼け対策 群馬

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「美肌県ランキング」で3回目の下位 まず保湿や日焼け対策 群馬

 ■「金額より自分に合う化粧品を」

 各種ブランド調査で全国最下位級に沈む群馬だが、化粧品のポーラが発表した「美肌県ランキング」でも一昨年以来3回目の最下位となった。からっ風が吹きすさぶ季節本番を迎え、肌荒れや乾燥が気になる。自然現象からは逃れられないが、なんとかランキングを上げられる工夫はないのか。県内の専門家を取材した。

 ◆非常に過酷な気候

 ポーラは、昨年9月から今年8月まで全国約65万4千件の女性の肌データを分析。「肌がうるおっている」「シミができにくい」など6項目の「美肌偏差値」を算出し、順位を発表した。

 ポーラザビューティー前橋川原店のオーナー、豊田良美さんは、「群馬の日照時間は全国トップクラスで沖縄とほぼ同じ。からっ風の影響で乾燥しやすく、肌の老化を招きやすい非常に過酷な環境」と最下位となった原因を分析する。

 しかしこの結果、県内女性の美意識が低いというわけではない。例えば、平成27年の総務省家計調査で前橋市民一世帯あたりの石けん類・化粧品支出金額は約4万5千円で全国10位と健闘している。

 豊田さんは「支出金額より、自分の肌に合う化粧品を使うことが重要」と指摘し、「肌は買い替えがきかない。生活するだけで肌が乾燥する群馬で東京と同じものを使っても十分な効果は得られない。まずは基本的な保湿や日焼け対策をしっかりし、化粧品を見直してほしい」と話す。

 ◆睡眠や栄養の偏り

 ポーラによると、県内女性の生活習慣の偏差値は睡眠不足や栄養の偏りが目立ち全国42位と低い。

 前橋市の群馬県美容専門学校ビューティースタイリスト学科の教員、大嶋晃子さんは、「葉物野菜を中心とした緑黄色野菜のスムージーがおすすめ。もち豚や上州牛など良質なタンパク質を取り入れやすい環境にもある」と普段の食事に県産の農畜産物を積極的に取り入れることを提案する。

 また、東吾妻町の「川中温泉」が日本三大美人の湯に数えられるよう、県には関東一豊かな温泉資源がある。温泉の活用で体を温め、血行促進を図るのも、美容法の一つといえる。

 美肌は1日にしてならず。過酷な環境に屈せず、スキンケアや食生活など、基本的な生活の見直しで美肌への道は開ける。来年こそ、最下位脱出だ!