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学生ベンチャーに西日本シティ銀が出資 九州大と共同で設立した投資ファンド

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学生ベンチャーに西日本シティ銀が出資 九州大と共同で設立した投資ファンド

 西日本シティ銀行は25日、九州大と共同で設立した投資ファンドが、現役学生によるベンチャー企業に出資したと発表した。銀行が関係するファンドが、学生の起こした企業へ投資するのは珍しい。有望な技術を持つ新興企業の早期事業化を、手助けする。

 九大4年で長崎市出身のローン・ジョシュアさん(22)が10月に設立した日本風洞製作所(福岡県久留米市)に出資した。同社は、風力発電機の効率を高める装置の事業化を目指し、研究開発費などとして数百万円を投じている。平成30年末までの製品化を目指すという。

 ベンチャー企業が金融機関から資金調達するのは難しく、資金不足から研究段階で事業化を断念する例は多い。西日本シティ銀行は、有望なベンチャー企業を発掘し、資金面で支援することで地域の活性化を図る。

 ファンドは、大学の研究成果を事業に結び付けようと、西日本シティ銀行と、九大の特定関連会社の産学連携機構九州などが約31億円出資し、27年に設立した。