産経ニュース

諏訪湖のワカサギ大量死 県、補正予算案に貧酸素解消策の効果検証

地方 地方

記事詳細

更新


諏訪湖のワカサギ大量死 県、補正予算案に貧酸素解消策の効果検証

 諏訪湖で7月に発生したワカサギの大量死を受けて県は11日、原因とみられる湖水の酸素量が低下した貧酸素状態の解消策を立案するシミュレーションを実施する方針を決めた。必要経費の272万2千円を平成28年度一般会計補正予算案に計上し、24日開会の11月定例県議会に提出する。

 県水大気環境課によると、シミュレーションは環境省が作成した諏訪湖の水質解析の計算モデルを利用する。(1)貧酸素状態にある下層の水を抜く(2)高酸素水を下層に注入する(3)上下層の湖水を混合させる(4)湖水の流れを変える-ことをコンピューター上でそれぞれ行い、気象や植物プランクトンなどの条件を変更して効果を検証する。

 結果は、生態学や環境など8人の専門家による検討会(委員長・沖野外輝夫信州大名誉教授)で今年度中にも評価を行い、県が29年度以降に施す実効的な対策に反映させる。