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幸手の権現堂公園に珍鳥「モリムシクイ」飛来 野鳥ファン殺到

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幸手の権現堂公園に珍鳥「モリムシクイ」飛来 野鳥ファン殺到

 桜堤で知られる幸手市の県営権現堂公園で、ヨーロッパなどに生息し、日本で確認されるのはごくまれな野鳥モリムシクイが姿を見せ、野鳥ファンが連日訪れ望遠レンズを向けている。

 市秘書室によると、10月30日に所用で同公園を訪れた職員が、公園内でひとだかりを発見。話を聞くと、モリムシクイの撮影に訪れた人たちだった。先月末ごろからインターネットなどで話題になり、週末には100人以上が訪れ、京都府や兵庫県、長野県などから高速道路を飛ばして来る人もいるという。

 県生態系保護協会の高橋衛調査室長によると、モリムシクイはヨーロッパを中心に繁殖し、冬はアフリカ中部で越冬する。顔や喉が黄色いことが特徴。移動の途中、迷行することがあり、国内では石川県舳倉(へぐら)島、北海道などで迷鳥としてごくまれに見つかる。今回のモリムシクイも、何らかの理由で迷行してきたとみられるという。

 2日午後2時過ぎに確認した市秘書室によると、モリムシクイは同公園の土手の桜の枝などに止まり、行ったり来たりし、それに連れて野鳥ファンもカメラを携えて大移動していたという。「大勢の野鳥ファンが幸手に訪れてもらいありがたい。モリムシクイにももうしばらく居てもらえれば」と話していた。