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建設から100年超のトンネル視察、老朽設備の情報公開求める JR北海道の第三者委

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建設から100年超のトンネル視察、老朽設備の情報公開求める JR北海道の第三者委

常紋トンネルを視察し、JR北海道から補修対策について説明を受ける再生推進会議の委員ら=24日、北海道北見市 常紋トンネルを視察し、JR北海道から補修対策について説明を受ける再生推進会議の委員ら=24日、北海道北見市

 JR北海道が事故や不祥事の再発防止に向けて設置した第三者委員会「再生推進会議」(議長・宮原耕治日本郵船相談役)の委員らが24日、北海道北見市で大正2(1913)年に建設された石北線の常紋トンネル(全長507メートル)を視察した。保線担当者や島田修社長ら経営陣と意見交換した委員らは、老朽化した設備の状況を詳しく公表し、事業の見直しを急ぐよう求めた。

 委員らはこの日、常紋トンネルで、れんが造りの内壁の補修状況を視察。宮原議長は意見交換の冒頭で「老朽化したトンネルや橋の問題は、将来ますます大きくなる。どうやって安全を守るか、一緒に考えたい」とあいさつした。

 JR北海道によると、同社では176本のトンネルのうちの21本、約3千の橋の約1割が建設から100年を超えた。同社は厳しい経営状況を踏まえ、維持困難な路線や無人駅の廃止といった事業見直しを進めている。