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県ブランド力、急落46位 昨年35位 知事「オールとちぎで向上へ」

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県ブランド力、急落46位 昨年35位 知事「オールとちぎで向上へ」

 ブランド総合研究所(東京都港区)が19日公表した「地域ブランド調査2016」の速報によると、都道府県ランキングで県は昨年の35位から46位に大きく順位を下げ、県のイメージアップに取り組んできた福田富一知事は「大変残念で、調査結果を詳しく分析し、今後の取り組みに生かしていきたい」とコメントし、再浮上を期す意欲を示した。

 県によると、県順位は、平成21~26年は40位台に低迷し続けたが、昨年は35位に急浮上していた。

 今年は46位に沈み、これまでのパターンに逆戻り。45位群馬県、47位茨城県と北関東3県が下位を独占した。

 今年の結果に、県とちぎブランド戦略室は「ブランド総合研究所から、ランキングの指標となった地域別、年代別などの資料を取り寄せ、理由を分析して対策を立てたい」としている。昨年については「テレビで県の情報露出が多く、20代の若者の支持率が高かったのが急浮上した理由」と捉えている。

 県は「とちぎ元気発信プラン」で、同調査で25位以内にアップすることを目標に掲げており、今回の結果に相当のショックを受けている。魅力度アップを背景に、他県から人や企業を呼び寄せ、人口減少対策、地方創生につなげる意向。オールとちぎでブランド力向上に取り組み、各界代表や専門家からなる「とちぎブランド力向上会議」を設置し、検討を重ねてきた。

 福田知事は「今回の調査では、リオデジャネイロ五輪の県出身選手の活躍や夏の甲子園での作新学院の優勝などが調査期間終了後で、結果に反映されなかった」と残念がり、「日光に代表される観光資源や多彩な食、豊富な自然環境などさまざまな魅力を有し、全国有数のものづくり県でもあることから、魅力と実力を生かし、オールとちぎでブランド力の向上に取り組みたい」と再起を期している。

                    ◇

 ■県順位の変遷

    年  順位  魅力度

 2009 40位  9.1

 2010 45位  8.3

 2011 42位 10.3

 2012 44位  9.1

 2013 41位 10.3

 2014 41位  9.9

 2015 35位 11.4

 2016 46位  7.8