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官製談合疑い、亘理町課長逮捕 震災復旧工事の入札 宮城

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官製談合疑い、亘理町課長逮捕 震災復旧工事の入札 宮城

 県警捜査2課は19日、東日本大震災の復旧工事の入札で不正を行ったとして、官製談合防止法違反(入札妨害)などの疑いで、亘理町企画財政課長の吉田充彦容疑者(55)=亘理町逢隈高屋鷹野橋、建設会社社長、八木昌征容疑者(65)=同町長瀞長峰=と、別の建設会社社長、渡辺勝利容疑者(54)=同町長瀞南原=ら3人を逮捕した。県警は認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は昨年11月中旬、亘理町役場で行われた、震災で被災した町内の排水施設復旧工事の一般競争入札で、八木容疑者の会社とは別の企業共同体(JV)が落札した工事に関して、八木容疑者と渡辺容疑者が吉田容疑者に口頭で入札を理由なくやり直すように申し入れ、吉田容疑者は入札を取り消してやり直し、八木容疑者の会社を含むJVに落札させたとしている。

 県警によると、吉田容疑者は入札を取り仕切る立場にあり、八木容疑者ら2人とは知り合いだった。

 1回目の入札終了後、八木容疑者らが職場に戻った吉田容疑者のもとを訪れ、入札のやり直しを要求し吉田容疑者が応じたという。

 入札やり直し後の落札額は2億4千万円で、1回目より約500万円高くなっており、県警は入札やり直しの経緯や動機、金銭の授受がなかったかなどを詳しく調べる。