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五輪ボート彩湖誘致で埼玉県がPT設置 試算を月内に報告

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五輪ボート彩湖誘致で埼玉県がPT設置 試算を月内に報告

 東京五輪・パラリンピックのボート・カヌー競技会場の見直しをめぐり、県は19日、彩湖(戸田市)での競技実施に向け、整備費を試算するため、庁内に部局横断のプロジェクトチーム(PT)を設置した。10月中に都や大会組織委員会に対し、施設概要や試算を書面で提出する方針。

 上田清司知事は18日の会見で、彩湖を管理する国土交通省との共同PTを提案していた。県単独での設置についてPT担当者は「役所として参加意志などを文書で確認すると時間がかかる。国交省とは担当者同士でやり取りを進め、機動的に運用する」と述べた。

 PTは7人体制で、リーダーには久保正美スポーツ局長が就任。オリンピック・パラリンピック課、河川砂防課、営繕課から各2人が参加した。コース設定や観客席など関連施設の配置概要、整備費の概算、洪水時の調節機能など防災面での課題を検討する。

 必要な観客の収容数などは都や組織委に確認して、作業を進める。過去の大雨事例を参考に、競技が大雨でストップした場合、再開までに要する時間なども調査するという。

 県は彩湖についての詳しいデータや図面を所有しておらず、国交省側に資料提供を求める。担当者は「非公表部分以外については協力を得られる見込みだ」としている。