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埼玉県が企業向け「イクボス養成ブック」作製 「女性活躍」に向け職場改善へ具体例

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埼玉県が企業向け「イクボス養成ブック」作製 「女性活躍」に向け職場改善へ具体例

 県は、企業での女性活躍に向け、部下の育児など生活と仕事の両立を応援する上司「イクボス」を増やそうと、企業向け冊子「埼玉版イクボス養成ブック」を5千部発行した。上司として、職場改善をするために必要な取り組み事例を紹介しており、経営者向けセミナーなどで配布する。(川畑仁志)

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 県が平成24年度から進める女性活躍推進施策「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」の一環。子育てや家事などの負担が女性の進出を妨げているとされ、仕事の効率化や残業削減などを図りながら、組織の業績を上げる経営者や管理職の必要性が高まっている。

 冊子では、職場改善の三本柱として「環境整備」「風土改革」「人材育成」を強調。3分野について、コミュニケーションの円滑化やフレックスタイム制の導入、複数業務のカバー体制などの具体例をまとめた。

 また、ネット環境を活用した在宅勤務者の会議参加や、親子で出勤できる制度の導入などを実施した県内の3企業も紹介。「拡充した制度を当たり前にするためには、啓蒙(けいもう)活動と管理職の利用がポイント」などとするイクボスのインタビューも掲載している。

 冊子はA5判16ページで県公式サイトなどからダウンロードも可能。県ウーマノミクス課は「仕事と生活の両立は未来への投資。難しいと考えず、積極的に取り組んでほしい」としている。