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57施策を着実に実行 埼玉知事、予算編成で方針

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57施策を着実に実行 埼玉知事、予算編成で方針

 上田清司知事は18日の定例会見で、平成29年度予算編成方針について、同年度から5年間の県政運営の指針を示した県5カ年計画のテーマ「希望・活躍・うるおい」に沿った57施策の着実な実行を基本方針にすると発表した。先端産業など未来を見据えて事業の選択と集中を図るほか、県債の効果的な活用も掲げた。

 県財政課の試算によると、現時点での収支不足額は前年同期を12億円上回る1065億円。予算編成過程で圧縮した上で、県債の追加発行と財政調整基金の取り崩しで対応する。

 歳入は、前年度当初予算比0・7%増の1兆4525億円。緩やかな景気回復の影響などで個人県民税で同60億円増、地方消費税で同20億円増などを見込んだ。歳出は同2・6%増の1兆5590億円。高齢化に伴い、医療・介護分野などの社会保障関連経費が同169億円増とした。

 上田知事は会見で「削減した部分を集めて重点項目に予算をつける予定だ。『スクラップ・アンド・ビルド』が進む仕掛けにしている」と話した。