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育児の記録や画像を家族で共有 生駒市が県内初の電子版母子手帳

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育児の記録や画像を家族で共有 生駒市が県内初の電子版母子手帳

 生駒市は今月から、母子健康手帳の内容をスマートフォンなどで管理できる「電子版母子手帳」サービスを開始した。導入は県内初で、全国でも神奈川県や千葉県柏市など、まだ少ないという。子供の画像や動画を記録して家族で共有できるなど、紙にはない電子版ならではの機能が特徴だ。

 サービスはIT企業「エムティーアイ」(東京都)が開発。同社のホームページからIDとパスワードを登録すると無料で使用できる。紙の母子手帳も従来通り配布し、電子版はそれを補完する位置付けという。

 サービス内容は、健康診査の記録(妊婦健診、乳幼児健診)▽予防接種の記録▽写真付きの育児日記▽成長グラフ▽市からの子育て関連情報の受信-など。言語は日本語のほか、英語、スペイン語、ポルトガル語、韓国語、中国語から選択できる。

 電子版のため、子供の画像や動画のデータを記録することが可能。母親だけでなく祖父母など、遠方の親族とも子供の成長記録を共有できるという。市によると、データが正確に記録されることで、災害時に適切な支援を受けやすくなるなどのメリットも期待できるという。

 市健康課の近藤桂子課長は「従来に増して、妊娠期からの支援充実を進め、まちの子育て環境がよくなればうれしい」と話している。サービスに関する問い合わせは、市健康課(電)0743・75・2255。