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宅配ボックスの効果いかに パナソニックとあわら市が実証実験

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宅配ボックスの効果いかに パナソニックとあわら市が実証実験

 パナソニックとあわら市は18日、宅配便の荷物を入れる戸建て住宅用宅配ボックスを同市内の共働き世帯に設置し、再配達減少や温室効果ガスの削減効果を検証する実験を行うと発表し、同日からモニター100世帯の募集を開始した。パナソニックの宅配ボックスの実証実験は初めて。

 共働きで留守がちな世帯でも確実に荷物が受け取れる宅配ボックスを無償で設置。設置前後で再配達の回数がどの程度抑制され、配達業者の労働時間や温室効果ガス排出量の削減に寄与したかを検証する。期間は11月中旬から来年3月末までで、実験には日本郵便、ヤマト運輸が参加する。

 設置する製品は「COMBO(コンボ)」で、実験に使用するのは壁面取り付け型(縦590ミリ、横390ミリ、奥行き225ミリ)と床置き型(縦590ミリ、横390ミリ、奥行き460・5ミリ)の2種類。業者が荷物を入れて施錠し、受け取りの押印機能を使って配達が終了。受取人は専用キーで取り出す。電源は不要。

 同日、市役所で記者会見した橋本達也市長は「より暮らしやすいまちづくりを目指し、働く世帯を応援している市にとって、大きく貢献する」と歓迎し、パナソニックの中島裕章総括主幹は「市の働く世帯の応援方針とパナソニックの方向性は同じだ。共働き世帯が多いあわら市ではニーズが見込める」と話した。

 応募資格は、同市内在住で住宅を構える共働き世帯の市民。11月27日までに設置工事が可能なことも条件。取り付けはコンクリートの壁や台にプラグなどで固定するため、木の壁や土の上には設置できない。締め切りは今月28日。問い合わせは同市政策課(電)0776・73・8005。