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静岡市立中央図書館の「妖怪原画展」が人気

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静岡市立中央図書館の「妖怪原画展」が人気

 静岡市立中央図書館で開かれている「妖怪原画展」が人気だ。会場には児童書「おもしろ妖怪学100夜 めざせ!妖怪マスター」(子どもの未来社)で作画を担当している画家の石井勉さんが描いた全国47都道府県に伝わる妖怪の原画約300点を展示。29日までの日程で妖怪人気投票も実施しており、図書館では「原画を見る絶好のチャンス。ぜひ足を運んでほしい」と来館を呼びかけている。

 図書館では月末のハロウィーンに合わせ、30日に石井さんの講演会を計画。静岡に伝わる妖怪「ナミコゾウ」などの話をしてもらうことになったが、石井さんの厚意で8月25日から11月3日まで妖怪の原画を借り受けることが可能になり、原画展の同時開催が決まったという。

 会場には石井さんがイラストを手がけた児童書「日本の伝説 はやたろう」(同社)の原画も展示。展示スペースには絵本の内容が分かるよう簡単な解説が付けられている。

 作品は怖さを前面に出したものからユーモラスなものまでさまざま。訪れた子供たちは「あまり怖くないし、面白い」と口々に話していた。

 図書館では、今回の企画に合わせて各地を回って集めた妖怪に関するグッズも展示。子供たちだけでなく、大人も参加できる形で原画に描かれた妖怪たちの人気投票も行っている。

 原画展を訪れた50代の男性は「幼少期に立ち戻ったようで心が晴れる」とうきうきした様子で作品に見入っていた。

 30日は石井さんが「妖怪と遊ぼう!」と題して講演を行うほか、親子で楽しめる妖怪の本を紹介するブックトークなどが開催される。妖怪人気投票の結果も同日、発表される。問い合わせは、同図書館(電)054・247・6711。