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西宮に咲いた「五輪の名花」亡きチャスラフスカさん、市HPで写真公開

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西宮に咲いた「五輪の名花」亡きチャスラフスカさん、市HPで写真公開

観衆を前に、平均台で華麗な演技を披露するチャスラフスカさん(西宮市提供) 観衆を前に、平均台で華麗な演技を披露するチャスラフスカさん(西宮市提供)

 1964年の東京五輪体操女子で金メダルを獲得した旧チェコスロバキア出身のベラ・チャスラフスカさんが8月に亡くなったことをしのび、西宮市が、東京五輪直後にチャスラフスカさんらが同市を訪れた際の写真16枚を市ホームページ(HP)内の「アフターオリンピック」で公開している。

 チャスラフスカさんは東京五輪で個人総合と平均台、跳馬の計3つの金メダルを獲得。華麗な演技から「五輪の名花」とたたえられた。国際オリンピック委員会(IOC)委員や、チェコ日本友好協会の名誉会長を務め、日本とチェコの友好にも貢献。8月30日に74歳で死去した。

 市によると、東京五輪閉会から2日後の10月26日、体操部が強豪として知られた武庫川学院中高(現・武庫川女子大付属中高)を運営する学校法人が、旧チェコスロバキアや米国、旧西ドイツの体操選手団を招待した。同校のグラウンドで国際親善大会が開かれ、チャスラフスカさんも参加した。

 公開中の写真は、チャスラフスカさんが平均台での演技や生徒たちと談笑している様子などがとらえられている。当日は風が強かったのか、選手らが長袖の上着を着たり、毛布をかぶっている姿が目立つ。

 市に保管されていた写真は計105枚。大会を撮影したモノクロの16ミリフィルムも見つかった。HPで公開されていない写真や映像は、市情報公開課に問い合わせると見ることができる。市の担当者は「西宮と東京五輪の縁を多くの人に知ってもらいたい」と話している。問い合わせは同課歴史資料チーム(電)0798・35・3740。