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「国は県民の声に対応を」 米山新新潟知事があいさつ回り

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「国は県民の声に対応を」 米山新新潟知事があいさつ回り

 知事選の投開票から一夜明けた17日、初当選を果たした米山隆一氏(49)は魚沼市の自宅前で報道陣の取材に応じた後、新潟市内に入り、選挙戦を支えた共産、社民両党の県組織の幹部らにあいさつに回った。テレビ各局の報道番組にも出演し、12年ぶりとなる新知事の就任に向けて気持ちを引き締めていた。

 同市中央区の共産党県委員会で、米山氏は県委員会の幹部らに感謝の気持ちを伝えるとともに、東京電力柏崎刈羽原発に関して「命と暮らしを守れない現状では、原発の再稼働は認められないという約束はきちんと守る」と説明。原発以外の課題にも取り組み、さまざまな声を県政の運営に反映する考えを強調した、

 この後、米山氏は「国は(県民の)声にきちんと対応する責任がある」と記者団に述べ、原子力規制委員会の審査で認められた原発の再稼働を進める政府の方針に、早くもくぎを刺した。また、福島第1原発事故の検証に関しては「より一層の協力を東電に要請したい」と述べた。

 一方、県議会では米山氏を推薦した共産、社民両党の所属議員は3人。自由党の県議はおらず、定数53の議会で超少数与党となる。円滑な県政運営のため、議会最大勢力の自民党などと協調関係をどう築くのかも課題だ。この点について米山氏は「正攻法で協力が得られる」と自信を示した。