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鉾田市民交流館建設、住民投票条例案再び否決 12月にも本体工事着手

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鉾田市民交流館建設、住民投票条例案再び否決 12月にも本体工事着手

 鉾田市が計画している「市民交流館(仮称)」の建設をめぐり、鉾田市議会は17日の臨時会本会議で、計画の白紙撤回を求める市民団体「鉾田市の未来を考える市民の会」が直接請求した住民投票条例案を否決した。6月の臨時会で市民団体案と市長案がともに否決されたのに続き、今回も否決されたことで、市側は予定通り12月にも本体工事に着手する方針だ。

 採決は記名投票で行われ、賛成6、反対10、棄権2となった。6月の臨時会で、市民団体案に賛成した市議2人と市長案に賛成した市議1人が今回は反対票を投じ、市長案に賛成した別の市議2人は棄権した。

 採決に先立ち、住民投票に反対の市議は「条例案を再度提出するのは不適当」、賛成の市議は「間接民主主義には限界があるから、直接請求の制度がある」と主張した。

 本会議終了後、市民団体の代表の一人、塙厚子さん(66)は「市民の声を聞いてほしかった。市長のリコールを検討したいが、今後の方針は未定」と述べた。

 市民交流館は約600人が収容可能なホールや公民館機能をもつ文化複合施設。総事業費は約50億円に上る。同市飯名に建設し、平成30年6月の開業を予定している。