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変わる福井県立大 県民との交流拠点に…学食一新/学び直しを支援

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変わる福井県立大 県民との交流拠点に…学食一新/学び直しを支援

 県民のための大学を目指す県立大学(永平寺町松岡兼定島)は17日、大学を県民が集い交流し、学ぶ場にする「オープン・ユニバーシティ構想」を発表した。福井キャンパスの名称を、知名度が高い永平寺を使った「永平寺キャンパス」(11月1日から)に変更して全国にアピールし、県民に対し積極的にキャンパス施設を開放する。

 また、県内自治体や企業との長期計画策定や研究開発などに向けて学内組織の平成29年度新設▽各分野で活躍した著名人や専門家を客員教員として招請し教育・研究の充実を図る▽聴講生の受講料を半額程度にする-などの取り組みを行う。

 構想では県民が集い交流できる活動拠点として、永平寺、小浜の両キャンパスを開放し、キャンパスガイドを配布。学生食堂を「県大レストラン」に一新して、恐竜オブジェで演出し地元コシヒカリを使い、ランチメニューを充実。キャンパスでサクラなどの植樹を進め県民の憩いの場にする。

 社会人の学び直しを支援するため聴講生制度、科目等履修制度による受講料などを半額程度にする。聴講生は年間15人程度、履修生が3、4人と少ないことから受講しやすくする。地域とのネットワークとして、学会や産業界などで活躍する県民や著名人を新たな客員教員(現在約10人)として招請。県の研究機関などで活躍した専門家らを対象に倍増させる。

 進士五十八学長は「次世代を支える学生は多様性に富んだ学びをしておくべきで、現実的な経営者などの話を聞くことなどが必要。それを県民にも公開して聞いてもらう」と話した。