産経ニュース

つくば市が無電柱化条例を制定 景観維持、防災機能向上へ

地方 地方

記事詳細

更新


つくば市が無電柱化条例を制定 景観維持、防災機能向上へ

 つくば市は、中心市街地やつくばエクスプレス(TX)の駅周辺への新たな電柱の設置を認めない「無電柱化条例」を制定した。景観を維持するとともに、災害時に電柱の倒壊をなくすなどの防災機能の向上を目指す。同市によると、無電柱化を義務付けた条例は全国初という。

 規制対象は、TXつくば駅周辺の中心市街地▽TX研究学園駅周辺▽TX万博記念公園駅周辺▽TXみどりの駅周辺-の4カ所。

 同市まちなみ整備課の担当者は「現在ある電線をなくすのではなく、電柱がない地域の維持が目的」としており、新たに電線を設ける場合、開発事業者などに対し、原則として地中化を義務付けた。違反者には同市が勧告し、従わない場合は氏名などを公表する。

 筑波研究学園都市は国有地が多かったため、計画的に町づくりが行われ、無電柱化が進められた。だが、国家公務員宿舎の売却などで電柱がない地域でも、跡地に電柱を設置するケースがあり、規制が必要と判断した。国家公務員宿舎の売却はすでに始まっており、平成30年度まで続くとみられる。