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保育所予定地から鉛 環境基準の3倍 東京・世田谷

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保育所予定地から鉛 環境基準の3倍 東京・世田谷

 都は28日、国家戦略特区制度を活用し、保育所整備が進められる都立公園「蘆花(ろか)恒春園」(世田谷区)の敷地内で、環境基準の約3倍の鉛などが検出されたと発表した。都は今後、安全確保のため周辺区域も含め土壌調査を実施する。

 都などによると、保育所を整備、運営する社会福祉法人が7月、同園の建設予定地の土壌調査を3カ所で実施したところ、1カ所で土壌汚染対策法の基準値(1キログラム当たり150ミリグラム以下)の約3倍となる420ミリグラムの鉛とその化合物が検出されたという。

 同法人が8月上旬に区に報告。同区から都に連絡をし、土壌調査の実施などを要請していたという。都の担当者は「ただちに健康被害がでるような数値ではない」としている。

 世田谷区の待機児童は1198人で全国最多。保育所は平成29年4月の開園を目指していたが、都の調査実施に伴い間に合わない見通しだという。