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市長告発の発議案可決 八千代市議会「虚偽陳述」と断じる 千葉

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市長告発の発議案可決 八千代市議会「虚偽陳述」と断じる 千葉

 八千代市の秋葉就一市長主導で行われたとされる公文書改竄(かいざん)問題で、同市議会は28日の本会議で、地方自治法に基づく調査特別委員会(百条委員会)の証人尋問で秋葉市長が「虚偽の陳述」を行ったとして、同法違反容疑で千葉地検に告発する発議案を賛成多数で可決した。

 発議案によると、平成27年11月と今年2月の証人尋問で、秋葉市長は本来開示すべきだった9ページの部長会議録(平成26年10月開催)などをめぐって「会議録は未完成で下書きとの認識に至った」「会議録の誤字・脱字などの訂正について何点か指摘した記憶があるが、それ以外はない」などと証言したが、職員の証言や市長による指示メールなどから「虚偽の陳述」と断じた。

 議決に先立ち、百条委員会の緑川利行委員長は本会議で中間報告を行った。報告書によると、秋葉市長が市民からの開示請求を受けて、9ページの会議録は「長すぎる」と職員に発言し、要点記録にするよう指示したことが会議録を4ページに削減するきっかけになったとして「市長主導によるもの」とみなした。その意図については「事業仕分けが部長会議の合意なしに強引に行われたことを隠すためとの疑念を払拭できない」と指摘している。

 また、市議会は公文書改竄問題などに関して「市政を著しく停滞させ、市民の不信感を募らせた市長の罪は重い」とする問責決議案を賛成多数で可決した。

 議会終了後、秋葉市長は記者団に「虚偽の陳述をした覚えはない。不当な告発と言わざるを得ない。議決に強い遺憾の意を表する。告発の撤回と適正な事実認定などの再実施を求める」と語った。

 この問題は市民の情報公開請求を受けて開示された、事業仕分けなどを主題にしていた部長会議録が9ページから4ページに削除されていたことをめぐるもので、市情報公開審査会は昨年9月、「市長主導で改竄された」と指摘していた。