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イノシシに出合ったら… 大声出さずゆっくり後退 高松の小学校で出前授業

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イノシシに出合ったら… 大声出さずゆっくり後退 高松の小学校で出前授業

 突然、目の前にイノシシが現れたときの対処法を学ぶ出前授業が、高松市木太町の市立木太小学校(平井克己校長)で行われ、参加した4年生約90人は、香川県の環境キャラバン隊が用意したクイズに答えながらイノシシの習性や逃げ方を学習した。

 出前授業は、小中学校を中心に訪問する「環境学習」の一環で県が企画。川の水質を調べて汚れの原因を探ったり、緑のカーテンの仕組みを学ぶなど、身近な環境を楽しみながら学習する。

 今回は、山林から離れた市街地の同小学校周辺で平成23年7月、体重80キロ、体長130センチのイノシシが捕獲されていることから、児童らは「イノシシに出合った場合の対処法」を学んだ。

 県環境森林部でイノシシ対策を担当している三木洋さん(45)がスライドと剥製(はくせい)を使い、イノシシが敏捷(びんしょう)で力が強く、牙を持っているなどの特徴や、臆病な性格で威嚇(いかく)しなければ暴れないなどの習性を説明。出合った場合は、「まずはそっとしておくこと。大声を出さず、ゆっくりと後退して、静かに立ち去るように」と注意点を伝え、「それでもついてきたときは、できるだけ高い場所に逃げること」と話した。

 4年の丸山仁瑚(にこ)さん(9)は「学校の近くまでイノシシが来ていたとは知らなかった。もし出合ったら、絶対に攻撃せずに、静かに行動して高い場所に逃げたい」と話した。