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多彩アートわくわく 三重・伊賀で作品70点展示

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多彩アートわくわく 三重・伊賀で作品70点展示

 インスタレーション(空間芸術)や彫刻、陶芸、絵画などさまざまな作品を集めた現代アート展「2016風と土のふれあい芸術祭in伊賀・風と土のかたち展」が、伊賀市腰山の矢持地区市民センターで開かれている。来場者は多彩な作品や、子供たちが廊下いっぱいに飾られた真っ赤な風車を回す光景を、建物内に入る光と風を受けながら心地よさそうに鑑賞していた。25日まで。無料。

 毎年秋に開催しており、14回目。同センターは廃校になった旧矢持小学校の建物を利用しており、県内を含む近畿一円の作家約45人の作品約70点が教室やプールだった場所に展示されている。

 風車の作品は「まわる まわる」というタイトルで、何気ない廊下が不思議な空間に変わっていた。音楽室全体を芸術作品に見立て、色とりどりの色紙やネットなどを張り巡らし、外を流れる川のせせらぎや風の音を感じ取る「かたち」という空間芸術作品も関心を集めていた。

 プール跡では、地元で廃校になった小学校6校の校舎の陶製模型を玉砂利の上に飾ったジオラマも展示されている。

 事務局の森田耕太郎さんは「参加者の3分の1は伊賀地方、ほかは大阪、京都、奈良の作家たちで、地元の人たちと交流も深め、それぞれが良い刺激を与えあって、レベルアップを図っている」と話していた。