産経ニュース

小学生DJ兄妹、クールにプレー 「将来楽しみ」本職も太鼓判 栃木

地方 地方

記事詳細

更新


小学生DJ兄妹、クールにプレー 「将来楽しみ」本職も太鼓判 栃木

 アナログレコードを回してイベントを盛り上げるDJとして宇都宮市の小学生の兄と妹が活動している。レゲエやジャズなど大人っぽい選曲と的確なターンテーブルの操作はなかなかクールだ。本職のDJも「センスも良く、堂々としている。将来が楽しみ」と太鼓判を押している。

 “子供DJ”として活躍しているのは、小学5年、小松実路(みろ)君(11)と妹の2年、にかさん(8)。父、大晃(ひろあき)さん(40)も自営業の傍らイベントなどでDJとして活動しており、その影響で2人は3年前からDJを始めた。市内のイベントなどにも参加している。

 同市江野町のレコード店「スノーキーレコーズ」で22日、3カ月に1度の子供会が開かれた。レコード売り場の奥にバーカウンターやテーブルがあり、その一角にはレコードを回すターンテーブルなどの機材が置かれている。2人は大人に交じって交代でDJブースを担当。レコードを持参して場の雰囲気に合わせて選曲する実路君は「曲をうまくつなげられたときがうれしい。曲のつなげ方はいろいろあるけど、図工と一緒で失敗はない」と冷静に話す。レゲエが好きというにかさんは「ジャマイカやキューバに行って、本場の音楽を聴いてみたい」と負けずに張り切っている。

 「私も知らない音楽も知っていて、おなかの中にいるときから音楽を聴いていた」と成長を見守る母、ちとせさん(40)。この日の子供会では、ハロウィーンをテーマに黒いマントでドラキュラの仮装をし、仮面作りをしたり、友達とはしゃいだりして子供らしい姿を見せる一方、レコードを回すときはクールに対応する兄妹。DJサンスケとして活動する同店の竹沢政明さん(45)も「毎回、選曲には驚かされる。センスもいい。選んだ曲を自分のもののようにプレーするのがDJの醍醐味(だいごみ)で、堂々とやっている」と将来を期待する。

 同店の子供会は、シンガーソングライター、やまはき玲(れい)さんが中心となって、学校や住んでいる地域以外の友達ができる環境を子供たちに提供しようと定期的に開催。子育てに忙しく、外出する機会が少ない若い母親らがリラックスできる場所としても好評だという。