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音楽好きのつながる場に 懐かしいアナログレコード専門店が誕生へ 群馬

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音楽好きのつながる場に 懐かしいアナログレコード専門店が誕生へ 群馬

 インターネットで楽曲をダウンロードするのが当たり前の時代だが、大判のジャケットとぬくもりのある音質を持つアナログレコードの人気も根強い。高崎市のグラフィックデザイナー、山崎つよしさん(39)は同市箕郷町柏木沢の自宅を改造し、県内では珍しいアナログレコード専門のレコード店「セプテンバーレコード」を24日に開店する。

 「多くの人がユーチューブで曲を聞き、アマゾンでCDやレコードを買っていても、ショップに来ることで音楽好きの人たちのつながりが生まれることに期待したい」と山崎さんは店を立ち上げた理由を語る。

 長く東京でCDジャケットや書籍の装丁などを手がけてきた。高崎高校時代からバンドをはじめ、憧れのサザンオールスターズのメンバーが在籍した青山学院大に進学。一時はプロを目指すほど音楽に熱中したが、独学の末にデザイナーに転じた。

 「3年前にUターン。東京のデザインの仕事を続けながら地元の知り合いが増え、自分が好きな音楽を生かした交流の場が作れないかと思った」という。

 祖母と母が営み、10年前に閉じた日用雑貨店を改築。同市のまちなか商店リニューアル助成事業補助金を得て開店にこぎつけた。

 LPだけでなくカセットテープやCDなど約1万2千点をそろえた。ジャンルもサントラからロック、ポップス、ジャズなど幅広い。オープニングに合わせ、ビートルズのアルバム「アビイ・ロード」のジャケットで壁を埋めた。

 「誰もが知るビートルズの代表的な作品です。1千円から4万円、非売品も含めてアビイ・ロードだけで50枚弱そろえました」

 同店近くで古着店を経営する富沢大樹さん(36)は「彼と知り合ったのは最近だが、このあたりでこうした商売は珍しい。しかし、特色ある店なら客は来てくれる。古着も音楽も通じ合うものがあり、互いに盛り上げていきたい」と話す。

 山崎さんは「10月からはコーヒーなどドリンクの提供もはじめ、ゆっくりくつろげる店にしたい」という。(谷内誠)