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兵庫県内名所、路線バスで巡ろう 協会と県がキャンペーン、割安券でお得な旅

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兵庫県内名所、路線バスで巡ろう 協会と県がキャンペーン、割安券でお得な旅

 県バス協会(神戸市中央区)と県は、観光客らに路線バスを利用して県内の名所を巡ってもらうキャンペーン「バス旅ひょうご2016」を始めた。人口減によるバス利用者の減少に伴い、路線バスの維持が困難となるなか、西播磨や北淡路など県内4地域で割安の企画乗車券を発行し、路線維持の可能性を探る社会実験で11月30日まで行われる。

 県バス協会が初めて企画。神姫バス▽全但バス▽本四海峡バス▽西日本JRバス-といったバス事業者と、豊岡市▽養父市▽赤穂市▽淡路市-など11市町が参加した。

 社会実験では、但馬・奥播磨と西播磨、丹波篠山、北淡路の4地域で、1~2日間乗り放題の企画乗車券を発行する。

 例えば、但馬・奥播磨2デイフリーきっぷなら、但馬・神河町内の主な路線バスとコミュニティーバスを2日間、自由に乗り降りできる。料金は通常の半額以下の大人3千円、子供1500円。立ち寄り可能な観光施設は城崎温泉や湯村温泉、竹田城跡などがある。また、姫路駅から城崎温泉駅までの高速バス(片道)も利用できる。

 また、北淡路1デイフリーきっぷは、北淡震災記念公園(淡路市)や季節の花々が咲く観光施設「あわじ花さじき」(同)などを周遊でき、神戸市内から高速バスで往復が可能だ。

 同協会では、観光施設などを巡るモデルルートを掲載したガイドブックの発行や、沿線の飲食店などを紹介したウェブサイトも開設し、観光客を支援する。利用者からアンケートを取り、改善策を検討することで、今後の運用につなげることが目標という。

 県はウェブサイトの制作費やモデルルートの取材経費など、必要経費として同協会に500万円を補助する。

 乗車券は、神戸三宮バスターミナルや姫路駅などで購入できる。問い合わせは同協会((電)078・391・0543、平日午前9時~午後5時)。