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“仲間の一員”冥福祈る 警視庁が警察犬慰霊祭

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“仲間の一員”冥福祈る 警視庁が警察犬慰霊祭

 警察犬を供養する警視庁の慰霊祭が22日、動物霊園「東京家畜博愛院」(板橋区舟渡)で行われた。事件現場で警察犬に指示を出す鑑識課員ら約30人が“仲間”の活躍をねぎらい、慰霊碑に花を供えて冥福を祈った。

 慰霊祭は毎年春と秋の2回実施され、今回は今年3月以降に死んだ2頭を供養。合祀(ごうし)されている警察犬は今回で計238頭となった。

 14歳で死んだ「アドラー号」は平成18年、立川市内で交通取り締まり中の警察官から逃走した無免許、酒気帯び運転の犯人を発見するなど捜査に役立った。

 7歳で死んだ「ウディロ号」は27年、八王子市内で起きた変死事件で、死亡した男性の足取りを追跡し、事件の早期解決に貢献した。

 上原智明鑑識課長は「課の一員として、厳しい訓練と現場活動に日夜明け暮れた。身を粉にして活躍してくれたことは忘れない」と涙ながらに話した。