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【映画深層】命懸けなんて簡単に言える奴は命の大事さを知らない…大病を克服した女優、片岡礼子だから出せるやさしさを『函館珈琲』に

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【映画深層】
命懸けなんて簡単に言える奴は命の大事さを知らない…大病を克服した女優、片岡礼子だから出せるやさしさを『函館珈琲』に

「函館珈琲」での刺激的な経験を語る片岡礼子=9月7日午後、東京都渋谷区(福島範和撮影) 「函館珈琲」での刺激的な経験を語る片岡礼子=9月7日午後、東京都渋谷区(福島範和撮影)

 大きな分岐点になった作品であることは確かだという。「二十才の微熱」「ハッシュ!」などで知られる女優、片岡礼子(44)が、9月24日公開の「函館珈琲」(西尾孔志監督)に重要な役で躍動している。最近は舞台づいている片岡だが、「今は何でも前向きに応えたいという思いなのでジャンルは関係ない。ただ映画をやりたくてこの業界を目指したわけですからね」と映画の魅力を熱く語る。(藤井克郎)

中に宇宙があるとんぼ玉

 「函館珈琲」は、北海道函館市で開かれる函館港イルミナシオン映画祭のシナリオ大賞受賞作を基に映画化した作品で、函館を舞台にしている。若者たちがアトリエ兼住居として夢を紡いでいる翡翠館に、桧山という青年がやってくる。古本屋を開きたいという桧山のいれるコーヒーは、人々の心にやさしい香りを届けた。桧山を黄川田将也、翡翠館のオーナーを夏樹陽子が演じるほか、翡翠館の住人として、片岡が装飾ガラス職人の一子役として出演している。

 「最初にシナリオを読んだとき、ここでしかやれないことをやろうとしているということがすごくすてきだと思った。どこで撮ってもいいという話ではなく、函館でなくてはいけないというのが大きな魅力で、挑んでみたいと思いました」と片岡は目を輝かせる。

 函館での撮影期間は10日間ほどだったが、役作りのためガラス工房に足しげく習いに通ったほか、バスケットボールのシーンに備えて、個人的に紹介してもらったチームでルールやボールの投げ方などを教わるなど、撮影前から準備万端で臨んだ。「撮影で使ったとんぼ玉はすごくきれいで、中に宇宙があるみたいなんです。職人さんってドキュメンタリーで見るのも大好きだし、そういう役をやれると思って、ガラスの性質など一部始終を習って函館に入ったんですが、これがまた濃い時間でした」

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