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“京もの”ファン獲得へ京都府がオランダにPR拠点

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“京もの”ファン獲得へ京都府がオランダにPR拠点

 2020年の東京オリンピックを控えて府は、世界的に日本文化が人気が高まる中、京都の伝統工芸を集めた拠点施設をオランダ・アムステルダムに開設し、海外で“京もの”ファンの獲得を目指したプロジェクトを始めた。

 店舗には、京友禅や京くみひも、西陣織、京焼・清水焼など9社が参加。店名は、オランダ語で「作り手の部屋」を意味する「MAKER KAMAR(マーカー・カマー)」。店舗面積は約40平方メートルで、営業は来年3月31日まで行う。

 プロジェクトには、伝統工芸から新たな魅力を引き出そうと5年前に地元、兵庫県小野市のデザインスタジオに合同会社「シーラカンス食堂」を設立した小林新也さんも加わる。

 小林さんは、学生時代からデザインした伝統工芸品を海外に出品し、高い評価を得ている実績があり、参加企業とともに海外から求められるデザインと機能を生かした新商品開発に取り組むという。

 また、現地法人代表で日蘭との文化交流を取り組む中條永味子さんのサポートを受けて京都の伝統工芸品を現地で紹介する交流会やワークショップを開く。

 さらに来年2月にアムステルダムで開催される「MONO JAPAN」に出展することで日本ものに関心のあるバイヤーに京ものをPRし、海外での販路拡大も目指すという。