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情報誌への損賠訴訟 高島市長の勝訴確定 福岡

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情報誌への損賠訴訟 高島市長の勝訴確定 福岡

 福岡市の高島宗一郎市長が、情報誌に事実無根の記事を掲載されたことで精神的苦痛を受けたとして、発行元の「データ・マックス」(同市)に1100万円の損害賠償などを求めた訴訟で、最高裁は同社の上告を棄却した。データ社側に110万円の支払いを命じた福岡高裁の判決が確定した。決定は15日付け。

 一連の裁判では、福岡地裁、高裁ともに「取材者が十分な裏付け調査をせず、データ社も独自に取材しないまま記事を編集した」などと指摘した。その上で「内容が真実であるとの証明はなく、真実と信じた相当の根拠もない」と結論付けていた。

 勝訴確定に高島氏は「名誉毀損の事実を明らかにでき、当然の結果だ。一連の訴訟で彼らが普段から行っている『ネット暴力』に対して毅然と闘うことが大切だと考えていた。卑劣な行為がなくなり、市民や企業の皆さんが安心して活躍できる社会になることを期待する」などとするコメントを発表した。

 データ社は「詳細が分からず、現時点では何も答えられない」とコメントした。