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玄海再稼働へ一歩 九電、申請補正書を提出 佐賀

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玄海再稼働へ一歩 九電、申請補正書を提出 佐賀

 九州電力は20日、玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)について、原発の施設の設計や安全対策の方針を示した原子炉設置変更許可申請の補正書を、原子力規制委員会に提出したと発表した。許可が得られれば、再稼働にさらに一歩進む。

 補正書では玄海原発で想定される最大の揺れ「基準地震動」を、540ガル(ガルは加速度の単位)から620ガルに、津波の最高水位も海抜約4メートルなどとした。その上で火山、竜巻などへの対策も盛り込んだ。

 九電では設置変更の許可が得られ次第、詳細設計を確認する「工事計画認可」と運用面を確認する「保安規定認可」の補正書を提出し、本年度内の再稼働を目指している。

 この日、記者会見した九電発電本部の林田道生部長は、「できるだけ年内に安全対策などの工事を終わらせたい。再稼働の時期については、われわれの手を離れている問題だ」と述べた。

 四国電力の伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の審査では、27年6月に設置変更許可申請の補正書を提出後、28年8月に再稼働するまで、約1年2カ月かかった。