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神戸大、10月から「鬼界カルデラ」調査 鹿児島

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神戸大、10月から「鬼界カルデラ」調査 鹿児島

 神戸大海洋底探査センターが、鹿児島県・薩摩半島沖の海底火山「鬼界カルデラ」の調査を10月から始める。このカルデラは、約7300年前に大噴火を起こし、その影響で九州南部の縄文文化が滅びたという。カルデラの地形やマグマだまりの実態を解明し、日本列島全体に被害が出るような超巨大噴火の予測を目指す。

 センターによると、地下にマグマがたまっている様子を正確に捉えた調査は世界でも例がない。調査を指揮する巽好幸センター長(マグマ学)は「超巨大噴火が起これば1億人以上の死者が出るかもしれない。調査で、噴火の前兆現象を捉えられれば防災に役立つ」と説明した。

 神戸大の練習船「深江丸」を使い、最初の調査は10月に約2週間、実施する。その後も1年に2回程度の航海を続け、5年間で成果をまとめる。調査には、海洋研究開発機構や海上保安庁なども参加する。

 調査では、まず海中で圧縮空気を使い人工の地震波を発生させる。地中を通り跳ね返ってきた波のデータを基にカルデラの地形や変化、海底下のマグマだまりの位置や形を推定する。