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「漱石と子規の52日間」舞台化 脚本は宝塚歌劇団理事 愛媛

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「漱石と子規の52日間」舞台化 脚本は宝塚歌劇団理事 愛媛

 ■坊っちゃん劇場 来年1月28日から

 明治の文豪・夏目漱石と俳人・正岡子規が来年で生誕150年となるのを記念し、2人の交友を描いたミュージカル「52(フィフティーツー)デイズ~愚陀佛庵、二人の文豪~」の制作発表会見が19日、ゆかりの地・松山市の子規記念博物館で開かれた。愛媛県東温市の坊っちゃん劇場で来年1月から公演する。

 「52デイズ」は明治28年、松山中学の英語教師として赴任していた漱石の下宿「愚陀佛庵」に、親友で松山出身の子規が転がり込み、8月下旬から10月中旬までの52日間、寝食を共にした日々が描かれる。子規と漱石の愚陀佛庵での共同生活は、日本近代文学に多大な影響を与えたといわれる。

 作品では、神経質で人生を思い悩む漱石と、それとは対照的に大ざっぱで明るい性格の子規の交流が描かれる。脚本・演出を手がけるのは宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の石田昌也理事(59)で、「ユニークな娯楽作品にしたい」と、意欲を見せた。

 宝塚ファンという子規記念博物館の竹田美喜館長は「子規の人生にとってターニングポイントとなった52日。モダンで笑いのある舞台に」と、期待を寄せた。

 会見にはこのほか、野志克仁・松山市長、高須賀功・東温市長、加藤龍彦・県営業統括プロデューサー、越智陽一・坊っちゃん劇場社長が出席。加藤プロデューサーは「来年はえひめ国体で全国から多くの人が訪れる。内外にPRしたい」と、力を込めた。

 公演時間は120分で、来年1月28日から約1年間の公演予定。全国から出演者を募集し、オーディションを行う。